あの夏の坂道。

駅メモのこととか旅行のこととかを、仕事してるフリをして書いています。

「あの夏」がきっと今も待っている場所を目指して。

あの夏で待ってる」というアニメをご存じだろうか。

2012年に放送されたオリジナルテレビアニメだ。キャッチコピーは「その夏の思い出が、僕達の永遠になる」。略称は「なつまち」だ。

ざっくりとあらすじを紹介しようと思うが、如何せん僕はそう言うのをネタバレなく且つ興味を引くようにまとめるスキルが皆無なのでWikipediaから引用させていただく。レポート提出なわけじゃないし許されるよね。

 


>ある夜、霧島海人は趣味の8mmカメラで湖周辺の夜景を撮っていたが、突然光り始めた空に何かの物体を目撃する。次の瞬間、辺りが閃光と衝撃に包まれると同時に海人は吹き飛ばされて重傷を負い、そのまま湖へと落下していく。朦朧とする意識の中、海人は自分の手を掴む女性を目撃する。

>翌朝、自室で目を覚ました海人を待っていたのは、普段と変わりないように見える日常だった。姉の七海から彼女がボリビアへ長期出張する旨を聞かされたこと、そして学校の3年生のクラスへ赤い髪の美少女・貴月イチカが転入してきたことを除いて。イチカに何かを感じて戸惑う海人を見かね、友人の石垣哲朗は彼女を自主映画制作に誘う。彼らの古い友達の谷川柑菜と北原美桜、イチカに興味を示す山乃檸檬も仲間に加わる。


Wikipediaのなつまちのあらすじの項、「ふむふむ、結構詳しく書いてるなぁ」と思いながら読んでいったら結末まで書き上げててワロタ。
せっかくなので興味を持ってくれた人には見てもらいたいし、引用はほどほどのところまでにしておいた。

まあ早い話が、地球よりも遥かに科学文明の発達した星からやってきた女の子と地球の男の子の恋愛のお話だ。王道ラブコメと言えると思う。

僕がこのアニメを見たのは、放送が終了してしばらくしてからだった。なんとなく撮りためておいて見ないままになっていたものを、これまたなんとなく暇だったから見てみたんだと思う。
正直に言うと、僕はこういったラブコメにちょっと苦手意識を持っていた。放送が終了してからもう1年以上経ったラブコメ作品を見るなんて、多分よっぽど暇だったんだろう。

最初の数話は、SF要素と王道ラブコメらしくお色気シーンがあったりして「あーはいはい王道ラブコメですねえ」くらいに思いながら見ていた。酒を飲みながら、見たいテレビ番組もないし賑やかしに流しているくらいの感じだった。
でも、そんな感じで見ているのに随分と内容が頭に入ってきていた。ワンクールアニメで全12話なので話が結構テンポよく進んでいくのだ。
そしてメインの登場人物があまり多くないことも、ながら見でも内容が頭に入ってきた理由だと思う。あと、あらすじにも出てきたけど「谷川柑菜」のキャラデザが割と好みだったのも大きい。

「あの夏で待ってる」公式ホームページ | 谷川柑菜

このブログの他の記事も見てくれた人がいたらちょっと気づいたかもしれないけど、駅メモのでんこ「大雄山るり」とちょっとキャラデザに共通点があるような気がする。

以前、ハマったアニメキャラを思い返したときにパッと思い浮かんだのが

□「かみちゅ!」の「一橋ゆりえ」

  かみちゅ!-  一橋ゆりえ

□「涼宮ハルヒの憂鬱」の「長門有希
 長門有希 - 画像検索 
 (ちょうどいい公式のキャラ紹介ページがなかったので画像検索)

だった。「なつまち」の「谷川柑菜」も。そしてアニメじゃないけど駅メモでびびっと来て最初にスカウトしたでんこは「るり」だった。
僕はひょっとするとショートカットが好きなのかもしれない。そして全体的にロリコン気味であるということもバレてしまったかもしれない。違う、たまたまだ。信じてくれ。

僕が好きになるアニメキャラのビジュアル傾向というどうでもよすぎる方向に話が逸れてしまった。とりわけ興味のないスポーツの元プロ選手が杉並区でカレー屋を始めましたって話と同じくらいどうでもいい。すみませんでした。

とにかく、そんなわけで気が付いたら僕はこのアニメを真剣に見ていた。全12話と言うこともあって、確かその日のうちに一気に見終わってしまったと思う。
結末がまたすごい。ぶっ飛んでいるとも言われるし賛否両論の展開であるのは間違いないと思うけど、最後まで見た上で僕は間違いなくこの作品にハマった。

完全無欠のおっさんである僕にはもう二度とやってくることのない、高校生たちががむしゃらに幸せな結末を探して過ごしたひと夏の物語だ。
少しでも興味を持ってくれた人がいたらぜひとも見てみて欲しい。さっきも言った通り好き嫌いの別れる作品ではあると思うので100%おススメですとは言い切れないが、あくまでも個人的にはとても好きな作品だ。

バンダイチャンネルの見放題作品にもなっているので、ぜひ。
第一話は無料で配信されているので、ぜひ。
第一話だけでは伝わらないと思うし全12話とお手軽なので、ぜひ。
公式ページのリンクを改めて貼っておきます。

www.ichika-ichika.com



僕はあまりたくさんのアニメを見ているわけではないけどハマるとめちゃくちゃドハマりするタイプで、そりゃもう寝てる時間以外はそのアニメのことを考えていると言っても過言じゃないレベルでハマる。
当然このなつまちについても、主題歌のCDを買ったり感想が書かれたブログをいろいろ検索して読んでみたりした。特別編の主題歌CDに関しては仕事中にアニメイトに買いに行ったほどだ。

そしてなつまちについて調べるうちに、モデルになった街があることを知った。それどころかその街では公式にコラボイベントを行っていたり、オリジナルのポスターがあったり、グッズがあったり、なんとキャストがその街でイベントを行ったことまであるそうなのだ。

過去に前述の「かみちゅ!」というアニメにドハマりして、モデルになった街・広島県尾道市までいわゆる聖地巡礼に数回行っている僕としてはこれを見逃してはいけないと思った。乗るしかない、このビッグウェーブに!
この時点ですでに放送終了して1年以上が経過していたが、乗るしかないのだ!

というわけで僕はこのあと、モデルとなって作品内に登場した「長野県小諸市」に何度も足を運ぶことになる。あまりに何度も行くから、一時期職場で僕のあだ名が「小諸市観光大使」になっていたほどだ。

小諸市は素朴だけど素敵な街で、尾道の時もそうだったんだけど僕は最初に聖地巡礼が目的で街を訪れて、その旅行ですっかり街自体を気に入ってしまい何度も訪れることがあるのだ。
東京からのアクセスも案外簡単で、新宿から高速バスで往復5000円ちょっとで行ける。週末に日帰り旅行でも全然楽しめるので、リフレッシュしにおでかけしてみてはいかがだろうか。
なつまちを知らない人でも小諸城址懐古園をブラブラと散策したり、小規模ながらも大正15年に営業を開始した歴史ある小諸市動物園を覗いたりとなかなか楽しめると思う。
駅から徒歩圏内に名物である蕎麦屋さんもあるし、地のものが食べられる居酒屋だってある。なつまち好きは絶対に訪れるべきお土産屋さんもある。
週末に新宿から小諸にいき、美味しい蕎麦を食べて散策して、居酒屋で軽く飲んでまたバスで帰ってくる。最高の日帰り旅行になると思う。

だめだ、書き始めると延々と小諸を紹介してしまう。今しがたハッと気づいて、恐ろしい長文になってしまっているのを泣く泣く削除した。いくらなんでも長過ぎる。

twitter.com
とりあえず小諸におけるなつまち関係のイベント等を主催していた「なつまちおもてなしプロジェクト」のTwitterアカウントを紹介しておく。


さて、今回いろいろと小諸に行った時のことを思い返していると、そういえば印象深い体験があったなーと思える出来事を思い出した。

あれは確か、二度目のなつまち聖地巡礼ツアーの時のことだったように思う。友人3人とレンタカーを借りて、そのときは直接小諸には向かわずにもうちょっと北の方、大町市にある木崎湖という湖にまず向かった。この木崎湖もまた、なつまちの最終話に出てくる聖地なのだ。

深夜の3時前に僕の家を出て、そこから各友人の家に迎えに行く。そして4時前頃に横浜エリアを出発した。深夜の出発ってなんだかすごくワクワクしたのを未だに覚えている。

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SNSを漁ると、かろうじて何枚かこの旅行のときに撮った写真が出てきた。途中立ち寄った諏訪湖SAで見た、まだ夜明け頃の淡い光に照らされた諏訪湖だ。
画質も僕の写真の腕も悪くなんとも残念な感じのする写真ではあるが、幻想的だったんだよ!ほんとだよ!という僕の気持ちが少しは伝わると思う。

また、諏訪湖SAの売店には前述の谷川柑菜のフィギュアが売っていて、なぜだかわからないけど恥ずかしい気持ちになったのを覚えている。覚えてはいるけど、いまだになぜ僕が恥ずかしい気持ちになったのかはわからない。ひょっとすると僕は柑菜の父か何かなのだろうか。

その後も早朝と言うこともあって渋滞などに巻き込まれることはなく順調に進んでいき、安曇野ICで高速を降りた。
インターを降りてすぐ、変わった光景を目にした。遠くに山々が連なる景色が見えるのだが、まるでその山を囲うように随分と低い位置に雲が固まっていたのだ。
残念ながら写真を撮っておらず、また僕の語彙力も乏しいためうまく表現することができないが、ググってみたらまさにこれ!という写真が載っているブログをみつけた。

yamura-yasuke.club


まさにこんな感じだった。
この虹の写真もなんと安曇野で撮られたものらしい。この辺ではちょくちょくある気象現象?なのかもしれない。

僕が見たときは虹なんて出ておらず、青空も見えていない曇天だったからこんな素敵な風景ではなくもっとなんというか、若干おどろおどろしい感じがしていた。
最初に僕が気づいて、

「見てあれ!なんかすごい雲!あの中に仙人とかいそうじゃない!?」

って言った。

「ほんとだ!なんだあの雲!霧なのかな!?」

「ね!なんであんな低い位置にあるんだろう。仙人とかいそうじゃない?」

「幻想的だけどちょっと怖くも感じるね」

「だね。なんか仙人とかいそうだよね!」

「雨上がりだから霧がかかってるのが遠くからはこう見えるのかな」

みんな全然「仙人がいそう」という感想に同意してくれない。それどころかなんならちょっと無視している。ひどい。
しかし、無視されてちょっと不貞腐れた僕がカーナビに目を移すと衝撃の事実が発覚した。あの雲の方向をナビは指し示しているのだ。

「あれ…やばいあの雲の中に突撃する感じかも…」

「えっ、ホントに?運転大丈夫?」

「わかんない…まあとりあえず行ってみるけど…」

「危なかったら一旦様子見ようね。仙人とかいそうだし」

おい仙人は僕のやつだろ。勝手に使うな僕の仙人。

そんなこんなでやはり車は雲の中、もとい霧の中に突撃した。
想像していた以上にやばい。対向車すらすぐそばにくるまで見えない。霧の中から突然でっかいトラックが現れたりするのだ。めっちゃ怖い。もはや仙人とかどうでもいい。霞食ってろ。

薄暗いのでヘッドライトを点けるけど、それはそれで霧に光が乱反射して余計に見えなくなってしまう。しかし点けていないと対向車に自分たちの車の存在に気づいてもらえるのが確実に遅れるから危険だ。

「こんな霧の中でさ、事故とかしちゃって立ち往生してる時に熊が出てきたら怖いよね…」

誰かがつぶやいた。
そう、この年、長野県は数年ぶりに熊が大量に人里付近に出没した年だったのだ。農作物の被害は多発し、人身被害も報告されていた。
僕達が向かっている木崎湖のある大町市でも人身被害があったようで、木崎湖キャンプ場は安全のためキャンプを禁止にしているほどだった。

「まあ確かに…。でもまあ大量出没とはいえ、たまたまの旅行で遭遇なんてそうそうないでしょ」

この楽観的な考え方は危険だ。「まさか自分は大丈夫だろう」という根拠のない楽観視を人はしてしまいがちである。ましてやニュースで報道されるような状況なら、警戒と対策は最低限しておくべきことなのだ。
それがこの時の僕たちにはわかっていなかった。

最大限下向きにしてヘッドライトを点けて、ノロノロ運転で走る。少し走っていると気持ち霧は薄くなってきたようだが、この視界の悪さの中で車を走らせるのはやはりかなり神経を使うようで、大きな駐車場を備えたコンビニがあったので休憩することにした。

朝食もまだだったので、おにぎりや飲み物を買おうと店内に入ると見慣れないものが目に入った。

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クマ除けグッズコーナーだ。
しかも常設という感じではない、この急ごしらえ感が今年の熊被害の深刻さを物語っている。
多分この辺りで「あれ、これは結構ガチ目な熊問題なのでは?」と感じたはずだ。
しかしそれもまたどこか他人事で、自分の身に降りかかることではないと感じていた。「この辺に住んでる人は大変だなぁ」くらいにしか思っていなかったのだ。

店の外に出て、駐車場で周囲を眺めながら買ったおにぎりを食べる。
周囲を眺めると言ってもほぼ霧だ。

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景色も何もあったものじゃない。周りは畑に囲まれていたと記憶している。

「実際に熊と遭遇するときってどんな感じなんだろうな」

「やっぱガサガサッて音がして振り向いてみると…」

「"クマ?お前、誰クマ?"みたいな感じかな」

絶対違うと思う。まず普通に言葉をしゃべっているし、語尾に「クマ」を付けてくれるなんて親切過ぎる。そんな喋り方の熊、絶対可愛い。
そんな緊張感が1ミリもない緩み切った会話をしているときだった。町の防災無線からアナウンスが流れた。

『〇時×分頃、△付近で熊が目撃されました。不要な外出はせず、注意してください』

さすがにそろそろ他人事じゃないような気がしてきた。いや実際にはこの場所にいる時点で他人事じゃないんだけど。
つい先ほど、おそらくそれほど遠くない場所で熊が目撃されたのだ。その事実を知った上でこの霧の中の景色を眺めると、畑の向こうからヌッと熊が現れるような気がしてゾッとする。

熊が人里に降りてくるのは食べ物を求めてのことが多いという。
ひょっとすると僕には見えていないだけで、霧の向こうではお腹を空かせた熊が僕のオムライスおむすびを狙っているのかもしれない。そしておそらくその熊は語尾に"~クマ"を付けるタイプの熊ではない。

「あれ?…あれなに…?」

ドキッとした。
友人の指さす方を見る。駐車場のフェンスの向こうには畑が広がっていて、その向こう、狭い範囲ではあるが木が生い茂っている場所がある。
その近くで、確かになにか黒いものが動いている。

「え、やばくない?熊じゃないのマジで…」

どうすればいいんだろう。黒い影は幸いまだこちらに向かってきている感じではないが、いつ僕のオムライスおむすび(ゴロゴロチキン入り)に気付いて食欲剥き出しで襲い掛かってくるかわかったものじゃない。逃げるべきだ。

でも僕達だけ逃げていいものなんだろうか。あの黒い影に気付かず、誰かがこの駐車場で僕と同じようにオムライスおむすび(ゴロゴロチキン入り)(芳醇ケチャップソース)を食べ、襲われてしまう可能性もあるのではないか。こういう時は周囲の人にも知らせて、それから自治体のしかるべき部署に連絡を入れるべきなのではないか。

今でこそ思い返した上でそんなことを書いているが、実際この時の緊張感はやばかった。ものすごい速度で心臓がどきどきしていた。正直パニックになっていたと思う。

僕が出した結論は「早くオムライスおむすびを食べてしまう」だったのだ。
熊も食べるものがなかったら襲ってこないだろうと考えたのだろう。いや、別に熊はオムライスおむすびだけを狙うわけじゃない。完全に意味のない行動だったと、今になって思う。ただひとつ言っておきたいことは、オムライスおむすびは間違いなく美味い。

そんなことをしている間に、まだ距離はあるが黒い影がこちらに少し近づいてきた。霧も少し晴れてきて、明確にその様子が伺える。

ああ、やはり間違いない。


黒い服を着たおっさんだ。

リアルでなんだよーーーーーもおおおおおおお!!!!!!!!ってなった。
そりゃ勘違いするだろ!事前の熊大量出没のニュースに、コンビニのクマ除けグッズコーナー、さらには近隣でまさに熊が目撃されたという防災無線。そしてこのなにか不吉なことが起こってもおかしくない感じの濃霧。
B級映画だったら確実に熊が出るやつじゃねーか!勘違いしても仕方ないだろ!正直オムライスおむすび(美味い)を食べ終える前には「ああアレ多分普通におっさんだな」と薄々気づいてはいたけれども!

というかおっさん、なにしてんだこんな霧の中。
多分あの木が生い茂っている場所に農機具を置いてる小屋的なものがあったりして、そこでなんやかんやしてるんだろうけども。
近所で熊出てるってよ、そんなとこ一人でいたら危ないよおっさん。

その後僕たちはコンビニを出る頃には幾分薄くなった霧の中を進み、無事に木崎湖に到着した。
木崎湖でもキャンプ場の管理人さんらしき方に「熊が目撃されているので、絶対にバラバラで行動しないでくださいね」と注意を受けた。朝早い時間ではあるけど、秋のキャンプシーズンだというのに車は僕たち以外止まっていなかったように思う。

今回、幸いにも僕は熊に遭遇することなく木崎湖を巡り、小諸にも行って聖地巡礼を堪能した。しかしそれは運が良かっただけで、実際にこの年はたくさんの熊目撃情報や被害があったのだ。この時の僕たちのように舐めた考えはせず、警戒と対策は絶対にしておくべきだ。今となってはそう思う。

そして断っておきたいのが、この記事は決して熊が目撃されるような場所は危ないから行かない方がいい、などと言いたいわけではないということだ。
もちろんキャンプ場が営業を取りやめるような事態になっているレベルの場合は話が変わってくるが、過剰に不安を煽りその結果観光地が寂れてしまうというのはあまりにももったいないことだし悲しすぎる。きちんと対策をして、警戒をして、安全第一で旅行を楽しめばいいと、僕は思う。実際その辺を見極めるのはとても難しいことだとも思うけれども。

今回は木崎湖に向かう途中の話になってしまったけど、こうやって思い返してみるとまた木崎湖や小諸にフラッとでかけたくなってきた。

久しぶりに行ってみようかな。
4月頃には桜の咲いた懐古園が見られるかもしれないし。